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咬合高径の決め方 

2021年06月12日

“義歯の咬合高径の決め方”
(垂直的顎間関係(咬合高径) 記録)
選択基準:
①形態学的決定法(顔面計測,顔貌の特徴など)
②機能的決定法(下顎安静位,発語時の下顎位,嚥下位)
Ⅰ.形態学的決定法
○顔面計測法:咬合高径
(鼻下点・オトガイ底間距離)に近似する顔面上の標点を計測する
・Willis 法(瞳孔・口裂間距離)
・Bruno 法(手掌の幅)
○顔面の審美的特徴を参考にする方法:
✔︎安静時の下顎中切歯切縁は下唇上縁の高さと一致
✔︎上 顎中切歯切縁は上唇下縁より 1~2 mm 露出する
○使用中の義歯を参考にする方法:
使用中の義歯の中心咬合位での咬合高径を評価して決定
Ⅱ.機能的決定法
○安静空隙利用法:
下顎安静位における鼻下点・オトガイ点間の距離を皮膚上で計測し,この距離から
安静空隙量(2~3 mm,free-way space)を引いた距離を咬合高径とする
○嚥下運動利用法:
嚥下位が有歯顎者の中心咬合位付近にあることから,嚥下運動を行わせて垂直的, 水平的な位置関係を決定する
実際には,咬合高径を仮に定めておき,下顎咬合堤を一層軟化して おくか,あるいは若干咬合高径を低くしておき,ソフトワックス小球を咬合堤間において,空口嚥下を
行わせて記録
○発語利用法:
発語時の下顎位を記録する方法。
・s 音発語時)
下顎が上顎に最接近(上下中切歯間距離が 1~2 mm)する
・m 音発語時)
下顎位が下顎安静位に近接する
・f や v 発語時)
上顎中切 歯切縁が下唇の wet-dry line に接触する
○最大咬合力計測法:
最大咬合力発現時の下顎位が中心咬合位から 1~2 mm 高い位置であることから最大咬合力を発揮できる咬合高径を求めれ。
ここから最大咬合力に応じた垂直高径を減じて咬合高径とする
(水平的顎間関係の決定)
○習慣性閉口路利用法:
下顎安静位より少し大きな開口位からタッピング運動(反復開閉口)をさ せ習慣的な閉口位によって水平的顎間関係を決定。
※タッピング運動終末の下顎位は頭 位によって影響を受けるため,座位での記録が望ましい
○ゴシックアーチ描記法:
ゴシックアーチを描記させ,描記針がゴシックアーチの頂点に一致した位置を水平的位置とする
この位置で,口腔内の上下咬合床を固定して水平的顎間関係を決定。
○筋の触診法:
咬筋あるいは側頭筋のかみしめ時の収縮を皮膚上から触診し,最も筋の膨隆を強く感じる下顎位を水平的位置とする
○下顎頭の触診法:
両側の外耳道に挿入した示指が同程度の圧を触知する下顎位を利用する
○Walkhoff 小球利用法:
上顎咬合床口蓋後縁正中部にワックスの小球を付け,舌尖で軽く触れさ せながら(オトガイ舌筋が後上方に緊張)閉口させることにより下顎の前方変位を防止し水平的な下顎位を採得
○嚥下運動利用法:
嚥下時の下顎位が中心咬合位付近にあることから,無歯顎者に軽く嚥下させて,その時の下顎位を垂直的顎間関係が設定された上下顎咬合床咬合堤の接触から求める。
○頭部後傾法:
下顎位は頭位に影響されるため頭を後方に軽く傾けて下顎を閉口させることにより下顎が前方へ偏位していない下顎位を採得し,これを水平的位置とする
(形態的根拠に基づく方法)
①顔貌計測法
(Willis、McGeeBrunoなど)
②模型計測法
(A点-B点間距離、翼突下顎ヒダとレトロモラーパッド間距離など)
(機能的根拠に基づく方法)
①下顎安静位利用法
②下顎位置感覚測定法
③嚥下法
④発音利用法
“仮想咬合平面”
仮想咬合平面:咬合堤の左右臼歯部と中切歯部とで決定される咬合堤の平面
(患者の咬合平面をCamper線に平行に修正すると下顎運動が改善される)
※上顎法
=上顎顎堤中切歯の下縁をわずかな開口時で上唇下縁から”1mm程度露出”させる。
↑上顎中切歯の排列時において、上顎咬合堤の前歯部下縁に上顎中切歯切縁を一致させて排列
※下顎法
=上顎顎堤中切歯の下縁をわずかな開口時で上唇下縁と”同じ高さ”に設定
↑ 上顎中切歯の排列時において、上顎咬合堤の前歯部下縁から1mm程度下方に上顎中切歯切縁を排列
(咬合床製作時)
・レトロモラー1/2の高さ
(仮想咬合平面設定時)
正面=
・瞳孔線:左右瞳孔結んだ線
側面=
・上唇下縁(下唇上縁・口唇閉鎖線)
・カンペル平面
 (鼻聴道線:左右鼻翼下縁-外耳道上縁)
(確認時)
舌背高さ

流れ
①上顎咬合床着け’咬合平面板’を用いて設定
②正面 ’瞳孔線’と平行
③側方 ’カンペル平面’と平行
④高さ ’顎床前歯部-上唇下縁と一致orw1mm下方’
“咬合平面と平行と言われる平面”
・カンペル平面
・HIP平面
(ハミュラーノッチ:左右-切歯乳頭)
“咬合採得”
・咬合堤の調整(リップサポート)
・仮想咬合平面
・顎間関係記録 (垂直、水平)
・転覆試験
・再現性の確認
・表示線記入
・フェイスボー
“根管数 発現率”
・樋状根=30数%〜50%程(男〈女)
・上顎第一大臼歯歯MB2=57.3%
(補: 上顎第二大臼歯は37.5%)
・上顎第一小臼歯の2根管=約80%
 1根(59%) 1根管(18%)
       2根管(80%)
       3根管(2%)
 2根(41%) 2根管(100%)
 3根(1%) 3根管(100%)
・下顎側切歯の2根管=10%
  (=9割が1根管)
“咬合平面”
欠損による二次障害なし)既存の咬合平面に合わす
残存歯の傾斜・挺出等の異常あり)
咬合平面の修正を行う
多数歯欠損や咬合支持の減少により元の咬合平面が不明)
仮想咬合平面を設定
“咬合床使用の有無”
用いなくて良いケース)
・残存歯により咬頭嵌合位が保持される少数歯の中間欠損
→模型上で咬合位の再現可。
用いるケース)
・咬合支持域が減少した遊離端欠損
・すれ違い咬合、咬合高径の低下
・上顎前歯部欠損

Ken Osawa
DDS

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