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2022.05.15

インプラントレポート

【移植片(Graft)】

Autograft自家移植

・自家骨 (Autogenous bone)

・骨形成能、骨誘導能、骨伝導能が期待できる

・移植材のゴールドスタンダード

Allograft同種移植

・他家骨、同種骨 (Allogenetic bone)

・骨誘導能、骨伝導能を備えている

・ヒトから採取した骨

・凍結乾燥骨(FDBA)、脱灰凍結乾燥骨(DFDBA)など

Xenograft異種移植

 ・異種骨(Xenogenetic bone)

 ・骨誘導能は期待できないが、骨伝導能が期待できる

 ・量的な問題がクリアできる

 ・ウシ由来のBio-Ossなど

骨伝導能

骨誘導能

骨形成能

自家骨

他家骨

異種骨

【骨補填材の特性】

Osteogenesis骨形成能

移植骨中の細胞自体が新生骨を形成する能力

Osteoinduction骨誘導能

骨を形成する細胞を呼び集めて骨を増加させる能力

Osteoconduction骨伝導能

骨形成するための新生骨細胞の足場(scaffold)を提供する能力

CGF,PRPによる骨再生療法】

PRP (Platelet Rich Plasma)

・多血小板血漿

・血液を遠心分離し、血漿層の上層は除去し、血漿板を多く含む血漿層のみを抽出する方法。CGFと比較し技術的な熟練が必要で、血小板の凝固剤の添加が必要。

CGF (Concentrated Growth Factors)

・自己血由来の血小板や成長因子を含むフィブリンゲル

・血液を遠心分離し、凝固剤を用いることなく作成できる、完全自己血由来のフィブリンゲル

・遠心分離機の回転数や回転速度をコントロールすることで、添加物を使用せず完全自己結由来のフィブリンゲルを作成することが可能となり、感染リスクを下げられることや、長時間ゲル状態を維持できるという点ですぐれている

 【縫合(Suture)】

縫合針

縫合する組織の性状や深さや厚みによって使い分ける

丸針                                                         

                    先端の形状

・先端が円錐状

・柔らかい組織に使用される

・組織を傷つけにくい

角針

                    先端の形状

                                角針       逆角針  

・先端が三角錐状                        

・硬く穿通しにくい場所に使用される

その他・・・鈍針、ブランテーパー、シャープエッジ、平型針など

縫合糸

主に下記に分けられる。

素材:シルク(絹糸)、ナイロン、ポリグリコール酸・ポリ乳酸系、テフロン

構造:モノフィラメント(単糸)、ブレイド(編糸)

機能:吸収性、非吸収性

 縫合糸の構造について                 

モノフィラメント(単糸)            

・組織通過性に優れる

・糸の表面が滑らかなため、結節の滑り下ろしが良好

・毛細管現象が起きにくくプラークや細菌が付着しにくい

・編糸と比較して緩みやすい

 ブレイド(編糸)                   

・比較的緩みにくい

・組織通過抵抗が大きい

・プラークや細菌が付着しやすい

縫合糸の材質について

シルク 絹糸

 マルチフィラメント

 汚れが付きやすいが、ゆるみにくい

 絹糸は異種蛋白のため、抗原として認識される

 安価

ナイロン

 製品としては編糸もあるが、モノフィラメントが主

 ゆるみに注意

 費用は中等度

ポリグリコール酸、ポリ乳酸系

 吸収性

 モノフィラメントと編糸がある

 抜糸の必要がない

 溶けた成分による炎症に注意

 高価

ePTFE(テフロン)

 非吸収性

 モノフィラメントだが汚れが付きにくい

 タイトに結ぶことができる

 当院使用のものは白色でCO2レーザーで焦げにくい

 高価

縫合針の弯曲      

創傷閉鎖

・垂直的歯槽堤増大のためのGBRでは、厳格な軟組織の管理が必要である。多くの場合もっとも頻発する合併症はメンブレンの早期露出による細菌汚染だからである。

・基本的に、一次閉鎖は非吸収性の4-0ePTFE縫合糸を使った水平マットレス縫合とそれに重ねる単純縫合で確実に行う

・水平マットレス縫合はフラップの歯肉縁から34mm根尖方向で行い、単純縫合は違いに3mm感覚となるよう平均的に行わなくてはならない

・抜糸は術後1215日に行う             

・太めの糸で弁を引っ張り、細めの糸で細かい部分を閉めるイメージ(4-0で引っ張って5-0で締める、など)

・弱弯の針は大きな動きに向いている

・強弯の針は細かい動きに向いている

・角針は穿通性は良いが、弁が避けやすい

・丸針は穿通性は悪いが、弁が避けにくい

  大きな弁は弱弯で縫合→細かい仕上げは丸針・強弯で行う

縫合糸

エチロン                         

 ナイロン糸

 合成非吸収性モノフィラメント

 丸針・3/8弱弯

 当院 4-0 逆角針・1/2強弯

     5-0 逆角針・3/8弱弯

  バイクリル                         

 吸収糸

  ポリグリコール酸90%、ポリL乳酸10%

 吸収期間56-70

 残留抗張力

  2週間75%

  3週間50%(7-0以下は約40%)

  4週間25%

 当院 3-0,4-0,5-0 逆角針・3/8弱弯

  VSORV

ポリグリコール酸製、合成吸収編糸

当院 7-0 丸針・1/2強弯

                     

 エルプ糸付き縫合糸ブレードシルク

絹糸

当院 4-0 逆角針・1/2強弯

バイオメンブレン

 ガイストリッヒ バイオガイド

 ・操作性が容易なコラーゲンメンブレン

 ・ブタ由来コラーゲンで2層構造になっている

 上面:コラーゲン繊維が密集した滑らかな面

 下面:コラーゲン繊維が粗く多孔性の面となっている

 ・13 x 25mm25 x 25 mm30 x 40 mmの3種類ある

 ・骨補填材と併用する

 ・吸収性で撤去不要

 テルダーミス真皮欠損用グラフト

・コラーゲン使用人工真皮

・若いウシの真皮由来のコラーゲン

・口腔粘膜欠損部に使用する

骨移植材

骨移植材は、GBRの目的を達成するうえで以下に挙げた有効な働きをする。

・メンブレンの陥没を避けるための支持

・レシピエントサイトの骨の欠損内方への成長の足場となる

・膜で保護された欠損部位での骨新生を促進する

・造成した骨の吸収を防ぐ

・覆っている軟組織の圧力に対する力学的保護材となる

 骨補填材

Bio-oss

ウシ骨由来の骨補填材

Xenograft、骨伝導能をもつ

MサイズとLサイズがある

 

 FDBA/DFDBA

脱灰凍結乾燥骨、非脱灰凍結乾燥骨

ヒト由来の骨補填材

Allograftであり骨誘導能、骨伝導能をもつ

自家骨移植について

 自家骨移植には、皮質海面骨ブロック移植、ボーンスクレイパーを用いて皮質骨表面から採取する方法、骨ブロックや大きな骨の移植材をボーンミルを用いて細粒状に砕く方法、ドリリング時に生じる骨切削片をバキュームに取り付けた骨採取フィルターより採取する方法などがある。

ただし、骨採取フィルターにより骨切削片を採取する方法はコンタミネーションが多く、細菌感染のリスクや骨新生能の低下という点から、移植材料の適正は低く、使用には注意が必要である。

ボーンスクレイパーによる自家骨移植材採取

・生活骨細胞が存在する

・移植材が皮質骨由来なので、骨芽細胞および骨前駆細胞はほとんど存在しないと考えられる

下顎枝からの骨採取

・適応症:中等度から重度の局所的な歯槽堤の吸収萎縮や1歯から4歯相当分の無歯部顎堤の骨欠損

・下顎枝から採取した骨ブロックの構成は皮質骨が大部分を占める(オトガイの骨ブロックは皮質海面骨)

自家骨移植材の欠点

皮質海面骨ブロック移植材に最大60%の予知不可能な吸収が生じる

吸収性と非吸収性バリアメンブレン(遮断膜)の特性

非吸収性膜

・ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)、チタンメンブレンなど

・二次手術によって除去しなければならない

・露出後の創感染、とくに裂開との高い相関性を示しており、結果的に骨再生がうまくいかなくなる可能性がある

吸収性膜

・合成脂肪族ポリエステル、動物由来のコラーゲン

・除去が必要ない

・吸収性生体膜は、膜が露出し感染すると必ず除去しなければならないという欠点がある。バリアメンブレンが破損し分解するため、除去は困難。

吸収性コラーゲン膜には以下の短所も考慮しなければならない

・力学的に弱い特性のため、膜の陥没を防ぐために何らかの支持材料が必要である(自家骨ブロック、骨補填材)

・コラーゲン膜の遮断機能期間の短さを補うために吸収時間の長い移植材料が必要

萩原大子

個別相談へのご案内

歯科治療には様々な素材・治療法がありますので、患者様がどの治療法がご自身に合っているかを判断するのは難しいものがあります。当院では十分な時間を取り、実際の症例・素材・模型などを用いながら、患者様が納得されるまでご相談させて頂きます。

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