論文抄読 週一回、朝の神聖な時間 エビデンスベースで歯科医療に取り組む歯科医院 立川 永田歯科医院
2020年01月19日
論文ができて
レビューができて 早くて5年
英語の本になって
日本の本になって 10年程度
日本の歯科医師に広まる
いろいろトラブルが出て問題になる 15年程度
トラブルが解決されて定着する
最新の医療でというと、一番下まで行かないと安心できないです。
でも何でもかんでもやればいいというわけでもないんです。
正しい情報を正しく理解できるネットワーク、能力があるから、新しい情報についていけるのです。
えらい先生が言ってたとか
みんなやってるからとか
材料業者が言ってるからとか
とても助けになるけど、プロパガンダです。大学院4年間や3度の留学経験を通して、一番学んだことはものの考え方を知ること。もちろん歯科医学の知識や経験を、礎を築けたのは事実です。歯科医師は科学者の一端ですから、常にあらゆるものを斜に構えて処理して、判断していく力が必要です。
臨床医としては自分のルーティンとして落とし込むことがゴールです。
経営者としては、システム化ゴール。共感してくれる仲間が必要です。
私自身は勉強がすごいできるわけでは決してないですが、興味のあることを勉強することは好きです。縁あってお仲間になることがあれば、一緒に勉強しましょう!
教科書とか成書読んだらしてきましたが、論文抄読が一番しっくりきてます。
本日はもう直ぐ博士号取得される内倉先生も参加。
Cosyn et al 2011
前歯部抜歯即時埋入負荷のケースシリーズ
成功率だけ見たら98%
でもねここだけ見たらダメ。
厳しいケースセレクション
本来抜かなくてもいいかもしれない歯のインプラント治療が含まれている可能性もあり、怖かったです。アバストだけではなく、半分まで読み込まないとね。
永田浩司