インプラント周囲炎の対応を開始します。 インプラント修復 立川
2018年06月11日
2018年6月9日10日
福岡県にある船越ペリオセンターでインプラント周囲炎の講習を受けてきました。船越先生のご友人であるポールリン教授が来日され、講義およびハンズオンのトレーニングを受けました。
インプラント周囲炎の発生は、インプラント埋入後5年以上で多くあると報告があります。すなわち、今後我々も一定割合で起こるインプラント周囲炎と付き合っていかなければいけないことを意味しています。その一方で、インプラント周囲炎に対する治療のコンセンサスストラテジーは確立させておらず、臨床家が現場の判断で対応していくあるいは除去というのが一般的でした。
今回インプラント周辺のコースを受講し、今まで手をつけなかった罹患したインプラント周囲炎に対し少なくともどういった方向性で治療すれば良いかと言うことが見えてきました。設備の導入や、技術的なところ、トレーニング経験などまだまだ端なければいけないことがたくさんありますが、インプラント週1回に対し一筋の光が見えた事は間違いがありません。
少しずつ取り組んで行けたらなと思います。
他院でインプラント治療を経験し当院にいらっしゃる患者様で、インプラント周囲炎を罹患している患者様が多くいらっしゃいます。率直に申し上げると、今まではどのように手をつけたらいいかわからず返している状況でした。しかしながら、これからは、基本的なスタンスすなわちインプラント埋入していただいた先生のとこで見ていただくと言うのが第一選択になりますが、修復も含めてこちらでと言うことであれば積極的に仕事を承っていこうかと思います。
永田浩司