矯正歯科

「できるだけ目立たない装置を使いたい。」
「気になる部分だけを治したい」。
「子供の歯並びが気になる」

当然ですが、矯正治療へのご要望は患者様ひとりひとりによって異なります。患者様の要望をしっかりヒアリングし、さまざまなケースに対応できる治療プランを提案いたします。
当院では、専門教育を受け、しっかり臨床経験を積み、日本矯正歯科学会に認定された矯正「認定医」が担当します。

ワイヤー矯正では、見た目だけでなく食事や会話のしづらさを感じられる患者様がいらっしゃいます。そういった方におすすめなのが「マウスピース矯正」です。

マウスピース矯正のメリットは目立ちにくいことに加えて、取り外しが可能なため、「食事や歯磨き」がしやすく、「喋りにくさ」もワイヤー矯正に比べると少ないという点が挙げられます。

一方、装置の装着を患者様自身に行っていただくため、装置を付けるのを忘れたり装着時間が短かったりすると治療期間が長期化してしまう可能性があるのでご注意ください。

皆さまがよくご存じの矯正器具は、「歯の表側」に取り付けるので目立ちます。しかし、歯の裏側に取り付ける、目立たない矯正器具があることをご存じでしょうか？

裏側（舌側）矯正は、その名の通り、歯の裏側（舌側）に矯正装置を付けるので、他の人に気付かれにくくなります。

当院では、CAD／CAM技術を活用したオーダーメイドリンガル（舌側・裏側）矯正システム「インコグニート」を導入しています。

従来の裏側（舌側）矯正は、「既製品」の装置を利用していました。歯の裏側の形状はひとりひとり異なります。既製品ではその差異にしっかり対応できず、お口に違和感が生じたり、外れやすく治療の精度が落ちたりすることがありました。

インコグニートは、患者様の歯形を光学スキャナで読み取って、ひとりひとりに合わせてオリジナルの装置を作製するので、これらの問題はほぼ解消されます。

当院の矯正担当医は、インコグニートの「認定医」を取得しております。

「前歯の出っ歯だけ治したい」「すきっ歯を埋めたい」等、気になる部分だけの矯正にも対応しています。使用する矯正器具や治療期間が全体矯正とは異なり、一般的には短期間で済むことの方が多いので、患者様の負担も少ないです。

しかし、歯並びの状態によっては部分矯正ではなく全体的な矯正をお勧めすることもございます。患者様のお口の状態によって異なりますので、まずは一度ご相談ください。

また、当院の部分矯正治療の特徴として、「裏側」で部分矯正が出来ることがあげられます。一般的には「表側に矯正装置を付けて」部分矯正を行います。
当院でももちろん表側でも対応可能ですが、「部分矯正でも目立ちにくい治療したい!」との患者様からの強いご要望で「裏側での部分矯正」も対応しております。

以前矯正されていた患者様の中で、後戻りしてしまった方には「後戻り矯正」を行っています。再矯正となりますと、患者様は「また高額な費用がかかってしまう……」「また長期間の治療に耐えなければいけない……」といったイメージをされるかもしれません。

しかし、「歯並びを綺麗にしたい！」と治療を乗り越えられた患者様に対して、再度高額な治療費・長期間の治療という負担を負わせたくないという当院は考えています。その思いから「短期間」かつ「お手頃価格」で後戻りの矯正を実施しています。まずはお問合せください。

お子様の歯並びが悪くなる原因のひとつとして、「顎が小さい」ことが挙げられます。 歯は顎にそって生えてきますが、顎が小さいと歯がきれいに並ばずデコボコに生えてきます。まるで3人掛けのベンチに5人が座るようなものです。歯並びも、これと同じです。

これを改善するために、ベンチ（顎）を拡大させる必要があります。
顎を拡大させるのが、「床矯正」です。

「子どもの矯正治療はいつ頃始めるとよいですか？」

このようなご質問を、よく親御様から頂きます。私たちは、いつも次のようにお伝えしています。

「適切な治療開始時期は、お子様の状態によって違います。治療する、しないに関わらず、まずは早い段階でお口の状態を拝見させてください。」

よく「一般的には○〜○歳の間が治療を開始するのに適切」というお話を聞きますが、これはあくまで一般論であり、実際にはそれぞれのお子様に適切な治療開始時期があります。ですので、一概に○〜○歳の間に始めるのが良いとは言えないのです。

乳歯のうちから矯正治療を始めた方がよいお子様もいらっしゃいますし、大人の歯（永久歯）が生えそろってから治療開始した方がよいお子様もいらっしゃいます。

お子様のお口の中を拝見し、適切な検査診断をすることで、お口の中が今後適切に成長していくか、適切でなければ、どのような治療をいつ始めるべきかを予測できるのです。

子供の矯正治療では、可能な限り歯を抜かないことが大原則になります。なぜなら、子供の顎の骨は柔らかいため、柔軟に広げることができ、歯を並べるスペースを確保することができるためです。その結果、仕上げの治療(II期治療)が必要になった場合であっても、歯を抜かずに治療できる可能性が高くなります。

多感な思春期に入ると、歯並びや口元のコンプレックスを持つことが多くなります。人前で笑わないようになったり、歯並びが原因であだ名をつけられ、傷つくようになることも少なくありません。 そのようなお子様の場合には、矯正治療によって早期にコンプレックスを改善させることで、健全な学校生活を送れるようになります。